メディア展開
様々な形のメディア展開
様々な形で展開されてきたデジモンシリーズの主なものを紹介する。
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携帯ゲームアニメ漫画カードゲーム家庭用ゲーム

ここでは育成機器について説明する。
デジタルモンスター
デジタルモンスター1997年に初めて発売された初代デジモン。
バージョン1〜5まで発売。
育て方によって様々な姿に成長する、デジモンシリーズの原作的存在。
この時点では究極体の概念が存在しなかったため、一番上の世代は完全体。

デジモンペンデュラム
デジモンペンデュラム1998年から発売された。
バージョン1〜5に加えZEROが存在。またバージョン1〜5にはバージョン「x.5」が存在しており、これは一部のデジモンが別のデジモンに入れ替わっている。
各バージョンにはタイトルが付けられており、それぞれ育てられるデジモンの特徴に統一感がある。
これの一番の特徴は本体を振ることによる振り子機能を使ったバトルである。
デジモンの種類によって強い攻撃を出せる振り方が異なり、そのデジモンの特徴に合った設定がされている。
商品名に「ペンデュラム」と入る携帯機にはこの振り子機能が備わっている。
また、携帯サイトのバンダイ・コレクションではこれを基にした携帯アプリである「デジモンペンデュラム リバイブ」が配信されている。
一部の機種では実際に携帯電話を振る事でバトルやトレーニングが出来る仕様になっている。
また、育てたデジモンを確認できる図鑑機能や、携帯電話ならではの機能としてネット大戦も可能となっている。

デジモンペンデュラムプログレス
デジモンペンデュラムプログレス 2002年に発売された。
バージョンは1〜3まで。
こちらもそれぞれにタイトルが付いていて、登場デジモンに統一感がある。
電池が尽きない限り寿命ではデジモンが死なない。

デジモンペンデュラムエックス
デジモンペンデュラムエックス 2003年頃に発売された。
バージョンは1、1.5、2、3の4種類。
「デジモンクロニクル」のブックレットを同梱して発売された。
登場するデジモンは「X抗体」を有するデジモン。
バトルの際はペンデュラムシリーズの特徴である振り子機能に加え、「XAIシステム」と呼ばれるサイコロの出た目によって攻撃の威力が増減する。
デジモンクロニクルのブックレットには漫画が載っており、その主人公は堂本コータとパートナーのドルモン。

デジモンアクセル
デジモンアクセル 2004年から発売された。
4つのバージョンが存在する。
本体はデザインシートを差し替えることで見た目を変えることができる。
今までのペンデュラムシリーズとは異なり、振り子機能の替わりにグリップによる入力でバトルを行う。
通電センサにより、人の手や金属と接続することでDNAと呼ばれるアイテムを入手し、それをデジモンに与えることで進化先をコントロールする。

デジモンミニ
デジモンミニ 2005年に発売された。
バージョンは1〜3。
初代デジモンの復刻版のようなゲームで、特に目立つ機能は搭載されていない。
初代と比べて本体が一回り小さくなっており値段も安価。
復刻版のため登場デジモンは初代に登場したデジモンが多いが、それ以外のデジモンや究極体も登場する。

デジヴァイスiC
デジヴァイスiC アニメ「デジモンセイバーズ」に登場したアイテムを商品化。2006年に発売された。
2つのバージョンが存在する。
通電センサーから「デジソウル」というアイテムを採取し、デジモンに与えて進化を操作するのはデジモンアクセルに似ている。
公式のイベントで一般客に貸し出されたデジヴァイスiCはメインカラーがシアンカラーの物があった。

デジヴァイスバースト
デジヴァイスバースト こちらもアニメ「デジモンセイバーズ」に登場したアイテムで、2006年に発売。
デジヴァイスiCのデジソウル機能に加え、もう一つのセンサーに手をかざしてコマンド入力する「エアシグナル」が実装。
エアジグナルの結果によりバトル中に一時的な進化を行う「バースト進化」も登場。

デジモンツイン
デジモンツイン 2007年に発売された。
LとRの二つのバージョンがあり、それぞれ片方でのみ育成できるデジモンと、両方で育成できるデジモンが存在する。
通信はバトルだけじゃなく、特別なエサが手に入ったりする「イベント通信」が実装された。
バトルも今までは一度接続してからは成り行きを見守るだけだったか、数度に渡り接続。攻撃を受けてパニックになったりする。


デジモンアドベンチャー
1999年から放送されたデジモンアニメシリーズ1作品目。
主人公は八神太一、パートナーはアグモン。
デジモンの知名度を高めた火付け役とも言えるだろう。
1人の人間に1体のパートナーという形は後の作品にも受け継がれた。
デジモンアドベンチャー公式サイト

デジモンアドベンチャー02
2000年から放送されたデジモンアドベンチャーの続編。
主人公は本宮大輔、パートナーはブイモン。
前作の3年後の設定であり、前作のメインキャラクターは引き続きメインキャラクターとして登場する。
「デジメンタル」というアイテムを使う事による「アーマー進化」や2体のデジモンが融合進化する「ジョグレス進化」などが登場した。
デジモンアドベンチャー02公式サイト

デジモンテイマーズ
2001年から放送された。前の2作と直接的な関連は無い。
主人公は松田啓人、パートナーはギルモン。
パートナーとの関係性を強く見せるため、人間がデジモンに能力を与える「カードスラッシュ」が登場。
他の作品に比べて世界観などの設定がリアルで重厚。
デジモンテイマーズ公式サイト

デジモンフロンティア
2002年から放送された。
主人公は神原拓也。
「スピリット」というアイテムを使い、人間の主人公たちがデジモンに進化して戦う。
そのため、今までのアニメの「パートナー」という存在は基本的に見られない。
前作が重厚な世界観だったのに対してこの作品は分かりやすい世界観や王道的なキャラクター設定が用意された。
デジモンフロンティア公式サイト

DIGITALMONSTER X-evolution (デジタルモンスター ゼヴォリューション)
2005年の正月特番として放送された。
主人公はドルモン。
独自のストーリーで展開してきた今までのアニメ作品とは異なり、「デジモンクロニクル」という設定を基にして制作されている。
アニメ自体もフルCGで描かれ、人間が全く登場しないと言う点もデジモンアニメとしては異例である。
特番である為か、デジモンアニメシリーズの数としてカウントされない事がある。
デジタルモンスター ゼヴォリューション公式サイト

デジモンセイバーズ
2006年から放送された。
主人公は大門大、パートナーはアグモン。
今まではメインキャラクターが小学生だったのに対して今回は主人公が中学生になっており、メインキャラクターの全体的な年齢も高くなっている。
主人公が素手でデジモンに殴りかかるというのは視聴者を驚かせた。
デジモンセイバーズ公式サイト

デジモンクロスウォーズ
2010年7月6日から放送。
今作の開始と同時期から商品展開がデジモンクロスウォーズを中心に展開されるようになる。
主人公は工藤タイキ、パートナーはシャウトモン。
X-EVOLUTIONを除くアニメ作品には「1人の人間に1体のパートナーデジモン」という関係があったが、今作のテーマの1つは「軍団戦」となっており、1つのチームに多くのデジモンが所属する形になっている。
もう1つのコンセプトは「合体」となり、今作は「デジクロス」と言う合体を行うことでパワーアップする。このデジクロスはジョスレス進化とも異なるもののようで、全体に渡り世代の概念がみられない。
しかし30話において、世代の説明はされていないものの初めて「進化」の描写がされる。
デジモンクロスウォーズ〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜
2011年4月3日から放送が開始された、デジモンクロスウォーズの第2章。「デスジェネラル編」と表記される事もある。
物語は1期の続きからで、公式サイトの話数も引き続き31話からとなっている。
時間枠が移動され、サブタイトルが追加された。
デジモンクロスウォーズ〜時を駆ける少年ハンターたち〜
2011年10月2日から放送されるデジモンクロスウォーズ第3章。
第2章から1年後の設定で、新しい主人公である明石タギルとガムドラモンが登場する。
デジモンクロスウォーズ公式サイト

C'monデジモン
1997年に描かれた読み切り漫画。デジモンアドベンチャーの企画が出る前の作品。
設定が緩やかだったため、モンスターのデザインや技が大幅に違うものもある。
後にデジモンアドベンチャーVテイマー01の2巻に収録された。
主人公の名前は加門ケンタロウ。
八神太一が腕につけているサポーターは加門ケンタロウのデザインが由来。

デジモンアドベンチャー Vテイマー01
デジモンアドベンチャーVテイマー01 原作:井沢ひろし 漫画:やぶのてんや
全9巻。
アニメ作品のデジモンアドベンチャーの関連作品だが、ストーリーは全く異なっている。
主人公は八神タイチだが、パートナーはブイドラモンのゼロマル。
魔王を倒す為に戦うといった王道的なストーリーだが、登場人物の背景などがよく描写されている。
テイマーが連れているデジモンに名前が付けられている珍しい作品。

デジモンネクスト
デジモンネクスト 原作:浜崎達也 漫画:岡野剛
全4巻。
デジモンセイバーズと同時期に連載が始まった。
登場デジモンやアイテムはデジモンセイバーズと関連しているが、他に関連性は無い。
デジモンとテイマーの関係や絆がテーマになっていると思われる。
主人公は龍野ツルギ、パートナーはアグモン。

デジモンクロスウォーズ
デジモンクロスウォーズ漫画:中島諭宇樹
アニメのデジモンクロスウォーズと同時期に連載開始。
メインキャラクターや基本的な設定はアニメ版と共通したものだが、ストーリーの展開は漫画版独自のものとなっており、漫画版オリジナルのキャラクターも多数登場する。

デジタルモンスターカードゲーム
デジタルモンスターカードゲーム デジモンを進化させて戦うカードゲーム。
一部のカードにはイラストレーターの名前が描かれており、中にはデジモン関係者のイラストもある。
「しょうりつ60%!」などの携帯機を連想させるカードや、「タグ」などのアニメに出てきたアイテムのカードなど、他のメディアの影響も見られる。

デジタルモンスターカードゲームα
デジタルモンスターカードゲームα デジモンセイバーズと同時期から発売されていたカードゲーム。
旧カードが基本的に1体のデジモンで戦うのに対し、αは複数体のデジモンを場に出す。
同時期に一部の店舗に設置されていたデータカードダス「デジモンバトルターミナル」に対応したカードもある。

デジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦
デジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦 アニメ、デジモンクロスウォーズに合わせて稼動開始。
データカードダス専用のカードで、カードのみで遊ぶためのルールは存在しない。
表面には兵隊デジモンの数や各パラメータの数値、ジャンケン属性など、裏面には合体できるデジモン、能力の説明、デジモンクロスアリーナのARコードなどが記されている。
デジモンジントリックス
デジモンジントリックス デジモンシリーズ初のネットカードダス。2011年2月25日に正式に公開開始された。
最大9枚のカードを使ってチームを編成し、カードの組み合わせによってコンボが発動する。
リーグに参加する事で他のプレイヤーやCPUと対戦する。
対戦は自動で進み、進化や合体、スキルなどを使ってバトルが行われる。
デジモンジントリックス公式サイト

現在までに多くのゲームが発売されているため、ここではその一部のゲームを紹介する。

デジモンワールド
デジモンワールド 1999年に発売されたプレイステーションソフト。デジモンワールドシリーズの第一作。
ファイル島を舞台に、携帯ゲームの様にデジモン一匹を育成しながら、アニメの様に冒険を繰り広げる。
その世界観やゲーム性がファンから高く評価されており、昔の作品だが中古でも元々の価格前後で取引されている。
登場デジモンは初代デジタルモンスターをメインに、それ以外のデジモンも登場する。
デジモンワールド公式サイト
デジモンストーリーシリーズ
デジモンストーリー 2006年に発売された「デジモンストーリー」をはじめとしたニンテンドーDSのシリーズ。
デジモンのレベルを上げながらストーリーやクエストをこなす、王道的なRPGと言えるだろう。
2007年に「サンバースト」「ムーンライト」の2バージョンが発売。
新規ストーリーに加えて登場デジモン数が増加。
バージョンによってストーリーや登場デジモンに差がある。
2010年7月1日に「ロストエボリューション」が発売された。
今作は今までのデジモンストーリーシリーズとは異なり、主人公たちのイラストが公式サイトなどで発表されている。
2011年3月3日にはデジモンストーリーシリーズ初となるアニメを基にした「超クロスウォーズブルー&レッド」が発売された。
デジモンストーリー公式サイト
デジモンストーリー サンバースト・ムーンライト公式サイト
デジモンストーリー ロストエボリューション公式サイト
デジモンストーリー超クロスウォーズブルー&レッド公式サイト
デジモンチャンピオンシップ
デジモンチャンピオンシップ 2008年に発売されたニンテンドーDSソフト。
ケージで複数のデジモンを育てながら、大会でタイトルを獲得してチャンピオンを目指す。
育成方法は携帯ゲームに似ており、バトルもオートだがカラー画面ならではの迫力のあるバトルが展開される。
ストーリー性は薄いが、奥深いゲームである。
デジモンチャンピオンシップ公式サイト


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